アメリカ生活・育児の記録

米国ワシントン州に居住し約1年。どこかの誰かの役に立つ情報があれば嬉しいなと思い、アメリカ生活や育児などなど記録に残したいことを綴ります。

ビクトリア(Victoria)に行ってきました!

 ビクトリア・クリッパー(Victoria Clipper)という高速船に乗って、ビクトリアに遊びに行ってきました。直前だったこともありビクトリア・クリッパーは日帰りしか空きがなかったため、日帰りの弾丸で観光することに。

 ビクトリアはカナダですが、イギリスに統治されていた歴史的背景からイギリスらしい町並みや文化(アフターヌーンティーなど)が残っています。とても可愛らしい町でとっても気に入りました。今回は、ビクトリアを訪れた時の様子を紹介します。

 

 

ビクトリア・クリッパー号

ビクトリア・クリッパー。ほとんど揺れませんでした。

 ビクトリア・クリッパー号は、シアトルとビクトリアを往復している高速船です。公式HPで簡単にチケットを購入できます。車でシアトルダウンタウン近くにある港まで行き、指定の駐車場に止めて(帰りの船で駐車料金の割引券をもらえました)、チェックインしたらすぐ乗船です。

 子どもは1歳過ぎていると座席の購入が必要ですが、ベビーカーは無料で乗せてもらえます。3時間程で着きますが、ほとんど揺れることもなく快適でした。ただ、我が子が初めての場所に興奮し、あちこち歩き回ったり階段上ったりとにかく動きまくっていたので体力消耗してしまいました。。。すれ違う方々が手を振ってくれたり、後ろの席の方が子のいないいないばあに付き合ってくれたり、席に戻るのを嫌がる子をうつ伏せで平行に抱きかかえて席に戻る姿を見て爆笑してくれる人がいたり、そんな方々のおかげでなんとか乗り切ることができました。笑

 下船後は入国手続きです。結構並ぶので早めに船から降りたほうがよいです。荷物を預けていない人から降りる流れでした。アメリカビザのステータス、いつ帰るのか、ビクトリアのどこに行くのかなど質問されました。11時到着予定の便に乗って、手続きを終えてフリーになったのは11時半前くらいでした。

 帰りは、なぜかチェックインは不要(名前を名乗るだけで紙のチケットを渡された)で、出国審査をして乗船、下船後に入国審査をして駐車場に行き、車に乗って自宅に戻りました。

 

ビクトリア ダウンタウン

インナーハーバー。奥にはブリティッシュコロンビア州議事堂が見える。

 ビクトリア・クリッパー号でもらった地図を片手に歩きましたが、地図を見ずともブリティッシュコロンビア州議事堂、エンプレスホテル、インナー・ハーバーが目に入ってきます。立派な建物と港の風景にテンションが上がります。港には様々な国の国旗を掲げた船が沢山とまっており、その周辺には綺麗な花が植えられています。写真スポットもたくさんありました。

 ガバメント通り(Government Street)は、お土産屋さんや飲食店が並んでおり、歩いているだけでもウキウキします。

 バスチョン・スクエア(Bastion Square)やマーケット・スクエア(Market Square)にもちらっと立ち寄りましたが、賑わっていて活気がありました。建物がカラフルで可愛らしく、売っているものも洋服から小物など様々あるので、時間があればゆっくり見て回りながらショッピングしたかったです。 

 少し外れたところにあるBlue Fox Cafeに歩いて行ってみましたが、超絶人気店だけあって店の前に行列ができており、泣く泣く諦めました。残念。

Murchie's Fine Tea & Cofeeのケーキと紅茶。これで20ドルくらい。

 ダウンタウン散歩中に外観に惹かれたお店Murchie's Fine Tea & Coffee に入りました。店構えが立派で敷居が高い(値段も高そう)と感じましたが、思い切って中をのぞくと、セルフサービス形式(レジで先にオーダー)で値段も安め、次々人が入ってくる繁盛ぶりだったので、ここで紅茶とケーキをいただき休憩しました。ここで飲んだ紅茶は今までの人生で一番おいしい紅茶だと確信するくらい、感動的な美味しさでした。後で調べたところ、なんとカナダで一番古い紅茶の会社とのことで、我ながら直感でいいお店を選んだなと思いました。笑 

 レッドフィッシュ・ブルーフィッシュ(red fish blue fish)というフィッシュアンドチップスの人気店は、昼時は大行列、夕方もそこそこ行列という感じで1日を通して行列ができていそうな雰囲気でした。夕方30分ほど並んで、事前のリサーチで美味しいと評価が高かったHalibut(カレイ?)のフィッシュアンドチップスとチャウダーを頼みました。お魚は、肉厚ふわふわで胃もたれせず食べれて美味しかったです。チャウダーは、アジアンテイストで具沢山。よく混ぜると下の方にサーモンなど魚介類が出てきます。好みは分かれると思いますが、チャウダーだけ注文している人がいたのがわかります。

 

ビーコン・ヒル・パーク(Beacon Hill Park)

ビーコン・ヒル・パーク入口。

 ダウンタウンから歩いて行ける距離にある公園。とても広いのですが、園内に地図がないため途中で迷子になってしまい、時間と体力をかなりロスしてしまいました。。。園内には野生のリスや鳥がいるのですが、リスがアメリカよりサイズが二回りくらい大きくて衝撃を受けました。

ファームの入り口。全く目立たない。見つけるのに一苦労。

 この公園に来た目的は、なんといってもチルドレンズ・ファーム(Beacon Hill Children's Farm)です。ファームの規模は大きくないのですが、子ブタ、ニワトリ、アルパカ、羊、ポニー、鳥、うさぎなど近い距離で見ることができ、小さい子を連れで回るにはちょうど良い感じでした。一番人気はふれあい広場で、子ヤギをなでなですることができます。子ヤギは人に慣れているのか、おとなしくて可愛かったです。我が子も楽しそうになでなでしていました。

 ファームの近くにはお花がきれいに植えてある庭園のようなエリアがあり、そこで子どもを沢山歩かせました。プレイグラウンドやビックルボールのコートもありました。また、今回は疲れてしまって行けませんでしたが、世界一高いといわれているトーテム・ポールも人気スポットです。子どもも大人も楽しめますし、ダウンタウンから近いのでぜひ立ち寄ってみてください。ただし地図や案内板が全くないため、事前に行きたい園内スポットとその場所を入念に確認しておくことは必須です。

 

 今回は日帰りだったため、対象をダウンタウンとビーコン・ヒル・パークに絞りましたが、他にもブッチャート・ガーデンやアフターヌーンティなど楽しみ方は沢山あるので、泊りで行きたかったなというのが本音です。それでも町のかわいらしい雰囲気に癒されて、ビクトリアに来てよかったなと思います。