アメリカ生活・育児の記録

米国ワシントン州に居住し約1年。どこかの誰かの役に立つ情報があれば嬉しいなと思い、アメリカ生活や育児などなど記録に残したいことを綴ります。

アメリカでの妊娠発覚~初診の受診まで

 アメリカで第二子妊娠が発覚。日本との違いに戸惑いつつも何とか無事に妊娠中期までたどり着いたので、その経過と体験談をブログに残したいと思います。私と同じくアメリカでの出産に悩んでいる方に少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです。

 今回は、妊娠発覚~初診までを振り返ります。

 

⓪妊娠したかも!?と思ったら

 アメリカで妊娠したかも!?と思ったら、まずは市販の妊娠検査薬を購入して、陽性を確認します。妊娠検査薬はAmazonや薬局などで簡単に入手できます。

 私は陽性を確認した時、喜びと不安が一気に押し寄せてきたのを覚えています。そして、すぐにアメリカでの妊娠・出産について本格的に情報収集し始めました。

 

①病院選び

 どこの病院にするかは非常に重要です。できる限りの情報収集を行い、ベストと思う病院を選びます。

【病院選びのポイント】

  • 自身が加入している保険のネットワーク内の病院
  • 家からの距離、通いやすさ
  • 病院の規模、設備(NICUがあるか等)
  • 知り合い(出産経験者)からの情報
  • 日本語が通じる医師or助産師がいるか
  • 出産まで対応してるか(検診を受ける病院と出産する病院を分けるか、同一にするか)

 私の場合、日本人医師がいる病院は評判もよく設備もかなり充実しているようでしたが、家から車で30分かかるため諦めました。第一子出産の経験からとにかく近いほうが安心だと思い、日本語が通じるかどうかよりも家からの距離を重視し、車で10分程度で行けるそれなりの規模の病院を選択しました。結果、通訳さんに毎回お世話になりながら、現時点では問題なく検診に通えています。また、病院内は子どもが入れないため、夫に子どもを見てもらっている間に一人で検診に行くことが多いため、私が一人で車でサクッと行ける場所にしてよかったと思っています。

 上記はあくまで私にとって優先度の高い順です。初めての妊娠でとにかく色々と話を聞きたいと思う人は、通える範囲内の距離であれば日本人医師に診てもらうことを優先してもよいかもしれません。実際、私の友達は日本人だと聞きやすくて安心だと言っていました。また、4人目のお子さんを出産された人曰く、陣痛が一気に進んだから近い病院でよかったという話も聞きました。

 

②初診の予約

 アメリカでは妊娠8週~10週の間に初診を受けます。予約はその前からできるので、特に先生を指定したい場合は早めに病院を決めて予約を取ったほうがよいです。そして予約は電話のケースが多いと思うのですが、なかなか繋がらないなんてこともよくあります。

【予約時の注意点】

  • 最終月経の日程を把握しておくこと
  • 通訳が必要な場合は、予約時に伝えること
  • 上の子がいる場合は、一緒に通院できるかどうか確認すること

 これまでの経験から電話通訳は必要時にその場でつけてもらえれば大丈夫だろうと思っていた(夫の通訳をあてにしていたのもあります)のですが、私の病院では初診は対面通訳が必須とのルールがあったようで、次の日に予約を取り直して出直しすることになってしまいました。。。なので、英語に自信がない方は通訳を予約時に依頼しておいたほうが安心です。

 また、夫と子供と一緒に病院に行ったところ、子どもNGのためロビーで待っててもらうことになった(この時点で夫に通訳してもらうあてが外れました)ので、子どもの入室可否を事前に確認しておくことをお勧めします。

 

③いざ病院へ(初診)

 事前にメールで送られてきたオンラインチェックインを済ませていたため、当日の受付はスムーズでした。名前、生年月日、風邪の症状がないかを確認された程度です。

 検診内容は、体重測定(靴を履いたまま測定したのには驚きました笑)、身長測定、血圧、飲んでいる薬の確認などを看護師さんにしてもらいました。その後、医者がやってきて、エコーで胎嚢や心拍の確認をしてくれました。ここでやっと自分の妊娠が正常であることが確認できて一安心したのを覚えています。そして、前回妊娠時の話(切迫早産、妊娠高血圧症候群)を伝えたところ、専門病院にも予約を取って通院するよう指示されました。また、NIPTや遺伝子検査も専門病院で相談するよう案内されました。最後に、尿検査を提出し、血液検査を行って初診は終了でした。

 行く前はドキドキでしたが、通訳が対面でついてくれたおかげで、特に困ることもなくスムーズに初診を終えられました。通常の妊婦の場合、初診はエコーを見れる貴重な機会だと思うので、これから初診を受ける方は是非エコー診察を楽しんでいただきたいです。

 あと、余談ですが、アメリカでは次回以降の検診(数か月分)をまとめて予約するというスタイルで驚きました。日本では検診に行くたびに次回の予約を取っていたと思いますが、それは検診の結果によっては次回の検診のタイミングを早めることもあるからかと思います。やはりアメリカでは基本的には決められたスケジュールで検診を受けていくのが基本なのかなと感じました。都度予約せず済むので楽ですし、夫にも上の子を預かってもらう調整をしてもらいやすかったので、助かりました。

 

 初診以降の出来事は、今後またブログに残していきたいと思います!